揚げずにオーブンで作る、黒こしょうとホットソースが効いたスパイシーなチキンフィンガー。コーンフレークの衣でカリカリに焼き、ひんやりクリーミーなギリシャヨーグルトランチにディップ。子どもも大人も大好きなヘルシー版バーフードです。
スパイシーでこしょうの効いた、オーブンで焼くチキンフィンガー。ギリシャヨーグルトのランチソースを添えてどうぞ。鶏ささみにスパイシーな衣をまぶしてオーブンで焼き、黒こしょうたっぷりのバターソースをからめます。仕上げはひんやりクリーミーなヨーグルトランチにディップ。このソースたっぷりのチキンフィンガーは、子どもにも大人にも大人気。揚げずに焼くのでヘルシーで、しかも揚げ物に負けないおいしさです。オーブンで焼いたフライドポテトや野菜と一緒に、いつもとひと味違う、辛くておいしい簡単ディナーを楽しんでください。
秋が近づき、フットボールの季節が始まると、ゲームナイトが楽しみになる時期です。私の兄も父も、フットボール好きの知り合いはみんな大興奮。私自身はほとんど試合を観ないのに、シーズンの始まりにはなぜかわくわくして、どこかほっとした気持ちになります。
私にとってそれは、秋がすぐそこまで来ていて、心地よい夜が増えていくというサイン。テレビで試合が流れている部屋は、まさに「家」という感じがします。
理由はわからないのですが、毎年9月になると、家族のふだんの食卓にも、楽しいゲームデーの夜にもぴったりなレシピを作りたくなるんです。そして真っ先に思い浮かぶのが、このチキンフィンガーです。
これは間違いなく、私のいちばん好きなレシピのひとつ。サイトには2500以上のレシピがあるのですから、これはかなりのことだと思ってください。このチキンフィンガー、本当においしいんです!
そして、みんなに愛されています。
このレシピの由来
お気に入りのレシピの多くがそうであるように、このチキンフィンガーにもちょっとした背景があります。
私はクリーブランドで育ちました。両親は金曜か土曜の夜になると、オハイオ州レイクウッドの角にあるお気に入りのレストランでよく夕食をとっていました。友人と行くこともあれば、子どもたちを連れて行くことも、二人だけで(これはまれでしたが)行くこともありました。いずれにしても、母はいつも、そのお店の名物「黒こしょうの骨なしバッファローチキン」を注文していました。
コロラドに引っ越したとき、幸運にもそのバーで働いていた家族の友人からレシピを教えてもらえました。かなりの「秘密のレシピ」だったそうですが、ありがたいことに教えてくれたのです。分量はなく材料だけでしたが、私に必要なのはまさにそれでした。
それから、あのチキンフィンガーの再現に挑戦しました。オリジナルと同じ味かと言われれば、まったく違います。でも家族はみんな、私のバージョンのほうがバーで注文するどれよりもおいしいと言ってくれます……この点については多少の議論はあるかもしれませんが。
とにかく、とてもおいしいんです。ポイントはシーズニング、ソース……そして追加のディップソース。最高です。
おいしさの秘密
では、この秘密のレシピの決め手は何でしょうか。
ファヒータシーズニングと、たっぷりの黒こしょうです。特にファヒータシーズニングが要。私はいつも自分でスパイスを配合していて(作り方はコツ・ポイント参照)、これがいちばん簡単ですが、もちろん市販のものでも大丈夫。やりやすい方法でどうぞ。
まず、バターミルクに少量のホットソースを混ぜ、切った鶏肉をあえます。バターミルクは衣を鶏肉に密着させる「のり」の役割をします。
次に、コーンフレークとチーズクラッカー(私はヘルシーなタイプのものを使います)を細かく砕いて衣にし、鶏肉にまぶします。細かく砕いたコーンフレークとチーズクラッカーが、オーブン焼きなのに揚げたようなカリカリの食感を生む鍵です。
コツは、フードプロセッサーでコーンフレークとクラッカーを撹拌して、本当に細かいパン粉状にすること。フードプロセッサーがなければ、コーンフレークやクラッカーの袋に全部入れて、足で踏んで砕いてください。本当に、これでうまくいきます。私が子どものころ、父がポテトチップスチキンを作るときにいつもやっていた方法です。古典的ですが、よい方法です。
さて、チーズクラッカーは本当に必要でしょうか。いいえ、コーンフレークだけでも作れます。ただ、クラッカーを加えると独特のサクサク感と風味が加わって、より特別でおいしくなります。
次に、鶏肉を全体がカリッとするまでオーブンで焼きます。私の秘訣は、焼く前にオリーブオイルを軽くたたくように塗る、または刷毛で塗ること。こうすると衣がオーブンの中で本当にカリッと仕上がります。この工程は省けません。とても重要です。
ソースをかける
鶏肉を焼いている間に、黒こしょうソースを作ります。とても簡単で、溶かしバターにホットソース(私はフランクスが好み)を加えるだけ。さらにファヒータシーズニングとひとつまみの黒こしょうを加えます。シンプルですが、このソースがすべて。バターのコク、辛さ、スモーキーさ、こしょうの香り。味わいが詰まっています。
辛いソースに加えて、チキンフィンガーには何か冷たいものを添えたいと思いました。
そこで登場するのが、クリーミーで冷たいギリシャヨーグルトのランチソースです。定番のランチドレッシングも大好きですが、正直に言って、ギリシャヨーグルトベースのこのランチは格別。少し軽く、少し濃厚で、とてもクリーミー。スパイシーなチキンにぴったりのディップです。
すべてできあがったら、ランチソースに少しホットソースをたらして、ディップしながらどうぞ。チキンはスパイシーで辛く、バターのコクとほんのりスモーキーな香り。冷たいヨーグルトランチが辛さを和らげ、特別な一品にしてくれます。
要するに、とにかくおいしい料理なのです。
私はこのチキンフィンガーを、ハーブ風味のさつまいもフライとシンプルなグリーンサラダと一緒に出すのが好きです。おうちで作るバーフード、それもずっとおいしいバージョン。しかもずっとヘルシー。オーブン焼きだなんて、誰も気づかないはずです!
材料(6人分)
- 鶏ささみ(皮なし・骨なし) 900g
- バターミルク 80ml(1/3カップ。なければ牛乳80mlにレモン汁小さじ1を加えて5分置く)
- ホットソース 120ml(1/2カップ)+大さじ2(フランクス・オリジナル・ホットソースがおすすめ)
- コーンフレーク(細かく砕いたもの) 480ml(2カップ)分
- チーズクラッカー(細かく砕いたもの) 120ml(1/2カップ)分(お好みで)
- ファヒータシーズニング 大さじ1+小さじ2(自家製の配合はコツ・ポイント参照)
- 黒こしょう 小さじ1〜2(お好みで加減)
- 有塩バター 60ml(1/4カップ、約55g)、溶かす
- エクストラバージンオリーブオイル 適量(塗る用)
ギリシャヨーグルトランチ
- プレーンギリシャヨーグルト 120ml(1/2カップ)
- バターミルク 大さじ2
- チャイブ(なければ小ねぎ)のみじん切り 大さじ2
- ドライパセリ 小さじ1
- ドライディル 小さじ1
- ガーリックパウダー 小さじ1/2
- オニオンパウダー 小さじ1/2
- 塩、黒こしょう 各適量
作り方
- ボウルに鶏肉、バターミルク、ホットソース大さじ2を入れ、よくあえて全体にからめます。
- オーブンを220°Cに予熱します。天板にオーブンシートを敷きます。
- 中くらいのボウルに砕いたコーンフレーク、チーズクラッカー(使う場合)、ファヒータシーズニング大さじ1、黒こしょうひとつまみを入れ、混ぜ合わせます。
- 鶏肉を1切れずつバターミルクから取り出し、衣にくぐらせて軽く押さえながらしっかりまぶします。用意した天板に並べ、鶏肉がなくなるまで繰り返します。天板に詰め込みすぎないよう、必要なら2枚に分けてください。鶏肉にオリーブオイルを軽く塗るか回しかけ、オーブンで15〜20分、火が通るまで焼きます。
- その間に黒こしょうソースを作ります。溶かしバター、ホットソース120ml、ファヒータシーズニング小さじ2、黒こしょうひとつまみ(お好みで加減)を混ぜ合わせます。
- ランチソースを作ります。材料をすべてボウルか瓶に入れて混ぜ、味をみて塩・こしょうで調えます。
- 焼き上がった鶏肉に黒こしょうソースをかけます。ランチソースを添えて、ディップしながらどうぞ。
コツ・ポイント
- 自家製ファヒータシーズニング:チリパウダー小さじ2、スモークパプリカ小さじ1、オニオンパウダー小さじ1/2、ガーリックパウダー小さじ1/2、クミン小さじ1/2、カイエンペッパー小さじ1/4〜1/2、塩小さじ1を混ぜ合わせます。
- 衣は細かく砕くほど、揚げたようなカリカリ食感に仕上がります。焼く前のオリーブオイルは省かないでください。
- 栄養情報:1人分あたり約306kcalです。
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